江戸時代から植物油として用いられていた-菜の花(アブラナ)

アブラナ科アブラナ属する二年生植物であるアブラナは、野菜として、また油をとるための古くから栽培されてきました。別名で菜の花やナタネなどとも呼ばれており、江戸時代には胡菜や菜薹とも呼ばれていました。アブラナ属の花はどれも黄色であるために全て葉の花と呼ばれる傾向にあります。原種は西アジアから来たヨーロッパの大麦葉竹に生えていた雑草です。

日本では弥生時代以降から利用されるようになったと考えられています。国内での栽培面積は北海道が最大で、特に滝川市に多くみられます。また青森県横浜町、次いで鹿児島県や秋田県の作付が大きいようです。種子の絞り取った菜種油は食用油、灯火、潤滑油の原料となります。生成したものは白絞油または水晶油。野菜として、つぼみの時期の若い芽の部分だけをまとめたものや、掻き取った脇芽を平たく袋詰めにしたものなどを主流として出回っています。

 

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