キク科フキ属の多年草であるフキノトウは日本を原産国として、北海道や本州、四国、九州、沖縄に広く分布しています。北は樺太から朝鮮半島、中国大陸にも見られます。山では沢や斜面、河川の中州や川岸、林のきわ等で多く見られます。近縁種には幻覚作用の報告されている種もあります。茎は地上には伸びずに地中で地下茎になって横に伸びていきます、地表にむき出しになると光合成のてめに緑色に変色するためにワサビと間違われることがありますが、地下茎は有毒であるために誤食しないように注意が必要です。
早春に葉の伸出より先に花茎が伸び出したものを蕗の薹と呼び、雌雄異花であり、雌花は受粉後に花茎を伸ばしてタンポポのような綿毛を付けて種子を飛ばします。葉柄や葉は独特の香りを持った屋ん歳として食用とされます。しかしながら肝毒性の強いピロリジジンアルカロイドが含まれているためにアク抜きをする必要があります。一般的に花が咲いた状態の物は食べる事は避けられますが、細かく刻んで油味噌に絡めたりと利用されることもあります。
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